2013年10月13日日曜日

非日本人のTOEFL

IAEPのクラスメートでは、Graduate Schoolへの出願のためにTOEFL/IELTSを受験している人が少なからずいます。

彼らのスコア傾向は日本人のそれとは全く異なるのが興味深いです。

TOEFL RD16点、LS19点、SP18点、WR20点、Total73点
みたいなかんじ。
アメリカ留学一年以上でふつうに私よりぜんぜん流暢にしゃべれるのに、SPはともかくLSやWRのスコアがそれほど出ない。そしてRDが極端に悪い。

中国人、ブラジル人、サウジアラビア人の3人のクラスメートは少なくとも極端に悪いRDが原因で目標点に達せていないようです。


なぜなんだろうか。

・TOEFL用の語彙が少ない??
 ”TOEFL対策用の単語帳”を使っての暗記をあまりしない模様です。そもそも日本人と比べて、ストイックにTOEFL対策に取り組む気合は感じられない人が多いです。

・読解問題に(そもそも仮に母国語での試験であっても)慣れていない??
 「文中から解答を探す」という作業が不得意なのかも。

・そもそも知能レベルが低い??
 TOEFLのリーディング問題は、基本的に歴史か生物か地学の話題です。『16世紀のイギリスの経済発展』、『海風・陸風が吹くメカニズム』とか『ここ数十年間の、アメリカ沿岸における、ラッコの減少』とかです。もちろん前提知識が無くても解けるという建前ではあるものの、一般教養としての背景知識が無いと理解に苦しむ文章。IAEPに来て英語はそこそこできるのにTOEFLスコアが伸びない人は、一般教養の知識に問題があるのでは。



「なぜおまえのリーディングスコアは高いんだ?」と聞かれることもあるのですが、聞かれても即効性のあるアドバイスは出来ず、「リーディングは文中に答えが書いてあるんだから簡単」としか言えません。。。
といっても、私のリーディングスコアなんて26点しかなく、日本人留学生友人と比べると全然低い方なのですが。

勉強すればスコアが出せるリーディングセクション。日本人は圧倒的にここでスコアを稼ぐのは得意なので、ここで外国人が苦戦してくれているのは、トータルスコアで戦う際に日本人にとってはありがたいといえばありがたい状況ですね。





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