2014年11月21日金曜日

アメリカンフットボール史上に残る伝説のプレイ「The Play」とは

UCバークレイ ゴールデンベアーズ vs スタンフォード大学 カージナルのフットボールの対抗戦をThe big gameといいます。

アメリカ西海岸の公立トップ校のUCバークレーと私立トップ校のスタンフォード。

サンフランシスコ湾の東岸・イーストベイにあるバークレーとシリコンバレー(サンフランシスコ湾南部一帯)のパルアルトにあるスタンフォードは、車で一時間くらいの距離にあります。

11月下旬の土曜日に行われるこの試合は、6万人の観衆を集めるビッグイベントなんです。

偶数年はUCバークレー、奇数年はスタンフォードで開催されますが、両校とも、大学なのに7万人収容クラスのスタジアムを持っていることがそもそも驚き。

それくらい、カレッジスポーツはプロスポーツに近い人気を持つアメリカの人気娯楽のよう。ちなみに、カリフォルニア州の公務員で最も高給なのが、UCバークレーのフットボールチームの監督らしい。


そのBig Gameで32年前に起こった、アメリカンフットボール史上に残る伝説のプレイ、それがThe Play。

学生の試合のワンシーンながらなんとウィキペディアにもThe Playという項目がありました。


 

19-20のスタンフォードリードで、試合時間は残り4秒。つまり、一度でもプレーが止まったらUCバークレーの負けという場面(アメフトは時間切れになってもプレー途中では試合は終わらない)。

スタンフォード側25ヤードラインからのキックオフをUCバークレーは自陣45ヤード付近でキャッチ。

ここから、UCバークレーが、5本のバックパス(アメフトも後方へのパスは何回やってもOKではあるが、ラグビーと違って滅多に使われない)を繋いで、タッチダウン!!

大逆転勝利!!

残り4秒で勝利を確信してグラウンドに入ってきてしまっていたスタンフォードマーチングバンドの中を突っ走ってのタッチダウン。

UCバークレーの大学グッズショップにはThe Playの選手の動きの軌跡を描いたTシャツまで売っていました。





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2014年11月14日金曜日

バークレーの日本食~しゃぶしゃぶ、すき焼き、うな重

バークレーの日本食レストラン紹介

Zabu Zabu


しゃぶしゃぶ食べ放題のお店。食べ放題は英語ではAYCE、All You Can Eatといいます。

しゃぶしゃぶ食べ放題で税チップ込みで$35くらい。数ドル追加するとしゃぶしゃぶ+巻き寿司食べ放題とか、しゃぶしゃぶ+アペタイザー食べ放題とかもできるらしいが、そんなに食べないし。

食べ放題$35は、アメリカでの日本食にしてはけっこうお得感ある。

アメリカで食べたしゃぶしゃぶ(いままで2回しか食べたことなく、ここが3軒目だけど)の中では一番おいしかった。満足満足。


灰汁取りがデフォルトで付いてこず、頼むときに英語で何と言うのか困ったのが難点。ladleとか言いながらのジェスチャーで通じたけど、なんて言うんだ!?


Kirala

バークレーでは、たぶん㐂楽、一服とともにベスト3に入る和食の人気店。

予約が出来ないので、遅く行くとけっこう並ぶらしい。5:30開店目指して行ったら待たずに入れました。

寿司と、テリヤキやてんぷらなどの定食類を置いている、アメリカにある典型的なメニュー構成の日本食レストラン。そして味噌汁は料理と一緒じゃなくて先に持ってくる。(たぶんアメリカ人は、洋食コースのスープと同じような感じで味噌汁を飲むんでその順番になっているんだろう。)

サンフランシスコでいう三楽みたいなかんじ。おいしいけど高い。


すき焼き

すき焼きは、自分で焼くすき焼きじゃなくて、定食のすき焼きです。


味付けはなかなか。白菜、人参など野菜もOK。なぜか厚揚げ。
生卵が付いてくればいうことなし(付いてなかった。アメリカではサルモネラ菌の問題でなかなか生で食べられる卵は入手できないらしいからしょうがないのだが。)

でも高い。税チップ込みで$22くらい。牛すき鍋膳よりはだいぶボリュームあったけど、それ考慮しても日本の倍くらいの値段なかんじ。


うな重


しっかりご飯が見えないくらい3枚も鰻が乗っててボリューム十分。歯ごたえなくめっちゃ柔らかいかんじだったけど、味はまぁまぁ悪くない。山椒が付いてくればいうことなし(付いてなかった)。

でも高い。税チップ込みで$26くらい。やっぱ日本の倍だな。(日本の1300円のうな重はこちら


『味は文句ないけど、値段は日本の倍』というアメリカで一般的な日本食レストランでした。


3強の使い分けとしては、

  • 駅近希望or魚ではなく焼き鳥が食べたいなら一服
  • 居酒屋なら㐂楽
  • 食事ならKirala

という使い分けでしょう。




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2014年11月11日火曜日

Japan Night

先週、スタートアップのピッチイベント、第7回Japan Nightに行ってきました。

ピッチとは、スタートアップ企業が、参加者(特に投資家)に向けて自社のサービスについてプレゼンテーションするイベント。東京で行われた準決勝を勝ち上がった日本初のスタートアップ6社による決勝戦でした。

$15でドリンク・軽食込みという参加費で400人くらいの観客が集まっており、日本人が2/3、アメリカ人ぽい外国人が1/3くらいなかんじの比率。日本企業であるが、もちろん司会進行・プレゼンテーション・質疑応答ぜんぶ英語。

ドリンクは、ワインなんかもあったけど、サッポロのビールと、伊藤園のお~いお茶がメイン。いま、ベイエリアでは、日本の飲料メーカーの中ではこの2社が圧倒的に目立っている。

ピッチイベントに参加するのも初めてで、正直プレゼンテーションの目的がイマイチ分からず。
日本でのサービス展開を目指しているのか、それとも海外展開のための資金調達を目的にピッチをしているのか・・・どちらなのかはっきりしませんでした。

そのせいで、審査委員は全員アメリカの投資家だったので、アメリカで成長する可能性のあるビジネスが上位になり、個人的に(アメリカで流行るかは知らんが)日本では面白そうだなーと思ったものは総じて上位に食い込んできませんでした。まぁそういう審査なのだからしゃーないか。


以下、出場6社の個人的な感想。

Akerun

家のドアの鍵にハコをくっつけて、それをスマホから操作して開け閉めできるようにする、というサービス。鍵の貸し借りをせず、スマホのアプリだけで鍵の開け閉めができるので、例えば「今日一日だけ使えるけど明日には無効になる鍵」とかが簡単に実現できる。

家をAirBnBで貸すときとかはもちろん、来客が来たときにその瞬間だけ来客に鍵を提供して玄関まで迎えに行く手間をはぶくとか、普及したらいろいろなケースで使えて便利そう。

その”ハコ”は、既存の鍵を物理的に捻って開け閉めする機構がついているらしく、後述の仕組みが訳の分からんハイテク製品たちと比べて、なんともローテクなのがイイ! (スマホとの通信はBluetoothで、その通信のセキュリティはそれなりのハイテクなんだろうが。)

既存の鍵に後付けてハコを付けているだけなので、当然スマホが電池切れとかしたときは元々の物理的な鍵で開けられるというのも良い。

アメリカでは日本に比べて電子錠の市場はすでにそれなりにあるらしく、入賞しなかったものの、日本ではあまり無いサービスで今後面白いと思う。


Sansan

スタートアップというか、数年前から日本では結構普及してる気がする名刺管理サービス。個人向けにEightを提供している会社の法人向けサービス。
プレゼンがコントみたいで一番面白かった。箱に大量の名刺を入れて持ってきて、「こんな中から探せねーーよ!!」みたいな。

質疑応答で、「社内で、部署ごとに見れる名刺についてセキュリティ権限を分けられるか?」の質問に対して、「今後は、名刺はすべてオープンにしていくべきです!!」と勢いで押しきっていた。金融機関のファイアウォール規制とかを念頭に置いた質問だと思ったのだが・・・。

名刺文化の日本では流行るだろうけど、名刺をあんまり使わないアメリカではそんなに需用ないんだろうな、というかんじだった。


FOVE

唯一の女性CEO&プレゼンター。
目線によって操作が出来るゴーグルみたいなディスプレイ。ハイテクすぎてどうやって目線で操作ができるのか仕組みは理解不能。すごいハイテク技術が使われているんだろう。

全世界でさまざまな応用が期待できる技術で、ポテンシャルが高いと判断されたのか、はたまた女子力での加点があったのか、準決勝の順位を大きく覆しての逆転優勝。

英語のしゃべりもあんまり上手くなかったし(もちろん私よりははるかにマシだが)、質疑でも「どうやってこの装置を量産するんですか」(と私は理解した)質問に対して、自社サービスの展開の方針・方向性を答えていてまったくかみ合っていなかったりしたのに。

審査項目は「テクノロジー、ビジネスモデル、グローバル展開、ピッチスキル、ユーザーバリュー」の5項目なので、ピッチスキルが低くてもテクノロジーやグローバル展開でかなり高得点だったのかな。

CEOがソニー(PS4開発)出身ということもあるのか、当面はゲームでの利用をターゲットにしていくらしいが、ゲームにそんなに需要があるとは思えない・・・。体(手)の不自由な人のキーボード&マウスの役割であったり、様々な応用の可能性はすごくあると思うけど。


AgIC

どこの繋がりだか、「○○さんがいいネ!をしました」といってここのCEOのポストがFBの私のタイムラインにも何度か流れてきていた会社。
電子回路をカンタンに作れるという特殊なインク。インクが電子回路になるなんて・・・専門的すぎてよくわからんハイテク製品。きっとその筋ではすごい価値があるんだろう。

東大卒で、あんまり海外とか行ってなさそうなのに、プレゼンも質疑も英語上手かったな。マッキンゼー出身だからか。


CafeTalk

スカイプで習い事、お稽古をするサービス。
語学学習ではレアジョブやらスキマトークやら、先行勢が多くいるが、ここは語学だけに特化するのではなく、教えたい人さえいればどんなモノでいいというのがウリ。

ただ、スカイプを使うという制約がある以上、広い場所が必要なスポーツとかは映像が良く見えないから難しいだろうし、どういうコンテンツが需要あるのかあんまりイメージできず。ヨガとか、その場でやる運動ならいいのかな?料理とかも、キッチンにタブレットを持ちこんで習うようなものなのかな・・・。

どんなものを習うかは生徒(需要)と先生(供給)で決まるとして、こういうプラットフォームは確かにあると良い気はする。ここのCEOさんとは、一か月前に偶然飲み会で向かいの席になりお話伺ったので、応援しようと思う。

そういえば、12年くらい前の私が大学生で、スカイプも何もまだ無い頃、働いてた家庭教師センタがテレビ電話?を使ってのビデオ家庭教師のサービスを始めようとしていて、そのプロモーションビデオの家庭教師役をやるバイトをやったのを思い出した。あのPVが世に出たのかは知らないが…。いまどきは家庭教師とかもスカイプ経由でやってたりもするのかな?


KAIZEN Platform

ホームページのユーザインタフェース改善のサービス?
特長が良く分からなかったし、類似のサービスはすでにいっぱいありそう。
プレゼンターに唯一、アメリカ人を起用してきて、プレゼンのしゃべりは当然上手かったが、自社サービスを完璧には理解できていない立場なのか、質疑応答の回答があんまり回答になってなかった。





大会の結果、およびライターによるちゃんとした紹介は、こちらの記事にて↓
視覚追跡機能を持つヘッドマウントディスプレイのFOVEが優勝ーー第7回SF Japan Night全6サービス


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