2013年11月30日土曜日

IAEPに通う理由

ふつうに日本で会社勤めをしているときは全く気にもしませんでしたが、世の中にはいろんな人がいるんだなぁ、、、ということをここのところ強く感じております。

IAEPに来る理由もほんとうに人それぞれ。

①大学院進学準備のため
TOEFL・IETLSを受けたりしている人が多いです。
MBAを目指すと口で言っている人が多いですが、日本から米国トップ10MBAを本気で目指している人を見慣れていると、どう見ても本気で目指している人は皆無です。

口ではスタンフォード、UCバークレイのMBAと言っていても、アホでとてもじゃないが行けそうになかったり(TOEFLスコアが全然足りないこと以上に、アホすぎて行けそうにない)、
GMAT不要&TOEFL80点で行けるMBAに出願していたり(そんなMBAに行って卒業後どうするのか人ごとながら不安)。

もちろん、中には真剣に準備を着々と進めている人はいるのですが・・・。


IDP等の他の留学プログラムへの準備のため 
IDPというUCバークレイエクステンションが提供するディプロマプログラムがあるのですが、次にここで学ぶ予定の人も何人かいます。
IDPから入学条件としてIAEPプログラムでの最上級クラスの修了か、IELTS6.5/TOEFL79点を条件づけられているようです。

なお、3レベルに分かれているIAEPで最上級クラスに入るよりはたぶんIELTS6.5の方が英語レベルとしては楽(低い)かなと思います。

①・②の目的に関して言えることは、TOEFL/IELTSのスコアを上げたかったら、語学学校に来るよりもテスト対策に集中した方がスコアは上がるだろう、ということです。

語学学校では学校の宿題もやらなきゃいけないし、、、。

IAEPの最上級クラスの人はだいたいIELTSは7.5を取っています。
ただ、TOEFLはなかなか難しく、90点台でIAEPの最上級クラスに数ヶ月いる人でもなかなか100のカベを超える ことができないでいるようです。


③ビザ入手のため
まだ結婚してないけど彼氏と一緒に住みたい、長期休暇でとにかくアメリカに滞在したい、 という分かりやすい理由です。

驚いたのが、この理由の人が少なくないこと。

あきらかに、英語力向上の努力をあまりせず、クラスメイトないし友人とのサンフランシスコライフをエンジョイすることに主眼を置いています。

もしくは、あまりに恵まれた環境にあり、頭が良くなく、現実を直視し出来ていない、という可能性もありますが。(アメリカに住んで語学学校に通えば英語力は上がる、という幻想に浸っている。実際は校舎に通うだけでは上がらず自分での努力が必要なのにそれを分かっておらず勘違いしている。) 
 

④家庭の都合で
父親が一年間だけアメリカ勤務になり家族で渡米するため、母国の大学を休学してアメリカに来た。などのケース。もちろんこの理由は学部卒業未満の若い子だけです。


⑤英語力向上のため
純粋にこの理由の人はかなり少なく、片手で数えるほどな気が・・・



で、思うのは、サンフランシスコでの暮らしはとてつもなく金がかかりますが、職務経験のない若い子は親の金でここに来ているわけです。とてつもなく裕福な家庭なのでしょう。。。
私のような普通の日本のサラリーマンからすると、想像できません。

物価が高いと言われている東京から来てもサンフランシスコは物価が高いと感じるのに、タイ、中国、モンゴル・・・ といった国から来ている人はあまり「ここの物価は高い」と言わないんです。

国とは比較にならないほど高いから比較することすら放棄するくらい売っている物やサービス自体が違うのか、
為替レートを気にしておらず、比較できないのか、
物価を気にする必要もないほど裕福なのか、、、 



とにかく、IAEPに通い、様々な国の様々なバックグラウンドの人と知り合えたのは思った以上の収穫でした。



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