ラスベガスに行くので、もちろんグランドキャニオンも。
そこで、ラスベガスからグランドキャニオンへの日帰りツアー、どんなものがあるのか調べました。
まず、そもそものラスベガスとグランドキャニオンの位置関係から。
ラスベガスからグランドキャニオンウエストというところまでで190km。サウスリムというところまでで450km。東京から190kmというと静岡市あたり、東京から450kmだと大阪よりも先なかんじでしょうか。けっこう遠い。
ちなみに、この190km、舗装された東名高速を走るわけではないので、車だと4時間近くかかるみたいです。
サウス vs ウエスト
グランドキャニオンの観光地には近い「ウエスト」と遠い「国立公園サウスリム」という2か所があることが判明。
さて、どっちに行くべきなのか??
どうやら、ウエストというのは原住民ワラパイ族が経営する観光地で、グランドキャニオン国立公園ではない。国立公園の敷地外で、スカイウォークというアトラクションを作り、グランドキャニオンの西の端が見える、ということらしい。
ということならば、「グランドキャニオンに行った!」と正当に主張するにはサウスリムに行くしか無かろう。
ちなみに、ウエストにあるスカイウォークとは、1200mの深さの谷底を足元真下に覗けるように断崖絶壁の上にガラス(みないな透明な物)で作られたデッキ。清水の舞台から飛び降りても死なない可能性はあるが、ここから飛び降りたら間違いなく死ぬだろうな。
入場料約25ドルの上に、カメラ持ち込み禁止で写真はスカイウォーク側が撮影し15ドルで販売しているとのこと。阿漕な商売のにおいがする。
交通手段は? 飛行機 vs 大型バス vs 小型バン
交通手段は、まず空路か陸路かの二択。そして陸路は50人程度乗れる大型バスか10人未満の小型のバンかのさらに二択があるらしい。空路ツアーは7~8時間ほど、陸路ツアーは14~15時間ほどのようだ。
グランドキャニオン滞在時間は、空路ツアーは急いでいる人が多いためなのか、空路ツアー2時間半ほど、陸路ツアー3時間と、意外にも陸路ツアーの方が長い。
大型バス vs 小型バンに関しては、
日本人客限定の少人数ツアーが主に小型バンを使うようだ。大型バスでツアーを催行する会社のHPの宣伝文句を見ると、
・足もと広々
・揺れが少ない
・車内で映画上映
・リクライニング
・ヘッドレストも付いていて寝やすい
・車内にトイレ付き
・(バスによっては)WiFi付き
ということ。小型バンを使うツアーでは、「日本人ガイドが日本語で案内」を主にウリにしており、人数によっては他グループとの混載ではなく専用車にできるツアーもあるようだが、小型バンの乗り物自体の宣伝をしている業者は見当たらなかった。陸路を行く乗り物としては大型のバスが快適なのだろう。
あと、陸路ツアーの内容はどこも似たり寄ったりに見えるが、一点、フーバーダムでの下車観光はツアーによって有無に差があるようだ。
大林組が建設した、フーバーダム バイパスブリッジの上からダムを見下ろせるらしい。
フーバーダムと言えば、ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環で建設がすすめられたことで有名なダム。アメリカが世界恐慌を克服したのはこのダムのおかげ!?かどうかは、知らんが、世界史的には有名なダム。ダム湖は世界一。日本のすべてのダムの貯水量を足してもフーバーダムに及ばないし、琵琶湖の貯水量よりもフーバーダムのダム湖(ミード湖)の貯水量の方が多いとのこと。せっかく近くまで行くなら、これも見ねば。
ツアー価格比較
各社へのリンク
Grand Canyon Tours, Inc.
Paradise Found Tours
GC Flight
Viator(他意はないが調べるのが面倒になり表には載せなかった)
まずはツアーガイドが英語で行われるツアー。
なお、ウエストリムのツアーはスカイウォークの料金込みの値段で、料金含まないツアーの場合は比較のためツアー価格に$25をプラスしてある。
空路か陸路かで、その差170ドル。17,000円。二人で行ったら34,000円。この差はでかい。それだけあったらラスベガスでごちそうが食べられる。バフェだったら3回くらい行けてしまう。
相当の金持ちなら空路なのだろうが、今回は陸路に決定。
次に、日本語ガイド付きのツアーの価格。
各社へのリンク
ラスベガス旅行総合サイト
HIS
空路だと、意外なことにそんなには値段が変わらない。一方、陸路だと倍近く値段が違う。
空路だと、「ラスベガスのホテル~空港」と「空港~グランドキャニオン」のガイドは別の人が担当するため、一人の日本人ガイドが1日に数グループをアテンドすることができるのだろう。機内にはガイドは乗らず録音テープ(日本語)でのガイドがあるらしい。一方、陸路だと日本語ガイドが終日14時間、ずっとその車につきっきりなわけで、陸路の方が人件費がかかると考えられる。
陸路だと、その差は約70ドル。
同行者が英語がダメなため日本語ツアーの方が・・・と一瞬思うも、値段差、大自然を見るだけなのでガイドの話はそんなに重要か?ということ、日本語ガイドツアーだと乗り心地の悪い小型のバン、英語ガイドツアーなら快適な大型バスということを考慮し、今回は英語ツアーで。
というわけで、Grand Canyon Tours, Inc.のGrand Canyon South Bus Tourに申し込みしました!!
ちなみに、GC Flightの$66のツアーは申し込む前に見逃していてブログを書いているときに見つけてしまった…。ただ、この$66ツアーは、バスにWiFiが付いていないっぽいし、昼食も食べ放題バイキングではなくボックスランチ(バス車内に持ち込む弁当)っぽいから、きっとGrand Canyon Tours, Inc.の$79の方が良いに違いないと思う。
申し込み後、翌日にコンファメーションがメールで来る。
んん!?値段が$88.99になっているぞ!?
なんかの手数料か、燃油サーチャージか分からないが、とにかく9ドルプラスされてる・・・
HPの注意書き、読み損ねたかな。もしくは全く読まずにAgreeにチェックを入れたthe terms and conditionsになんか書いてあったのかな。ここで9ドルが何かを問い合わせるほど、英語での交渉に慣れていないので、ここは諦めよう。$88.99でも日本の業者に申し込むより圧倒的に安い。
そんなこんなで、グランドキャニオンツアー決定。
旅行が楽しみだ。
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その他、上記のふつうのツアー以外に、
3時間で、飛行機でグランドキャニオン上空まで行って機内から眺めてそのまま降りずに帰ってくるツアーもある。それは$130~$140ほど。
あと、グランドキャニオンで、ジープに乗ったり、ヘリコプターで谷底まで降りたりするのもあったが、数100ドルするので諦めた。20年後くらいに超金持ちになってまたラスベガスに来ることがあったらチャレンジするかもしれないが、さすがにいま数100ドル出す気はしないなぁ。
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