ついに始まりました、MFE、Master of Financial Engineering。今週がオリエンテーションウィーク。
MBAの方々は春休みで、フェイスブックではJapan trekで日本に帰国していたり、世界中方々を旅していたりするポストが流れまくっている中、こちらはオリエンテーション。
最初の配布物は、ネームプレートと、学校名入りTシャツ。
午前中は、学年全員の自己紹介(名前も一発ではよく聞き取れないし、全員一気に話されてもほとんど何も覚えられていません)と、Ethicsの話。職業倫理?みたいな話っぽかったが、何の話をしているのだか・・・よく分からず。
そして
・GPAが3.0以上でないと卒業できません
・2ターム連続で、成績が3.0点を下回ったら退学です
といったルールが書いてある紙に強制的に署名。どう考えても署名するしかない署名欄。
各科目は相対評価の平均3.3(B+)らしいので、一個でも2.7(B-)を取ったら他で平均以上を取らないと挽回できないということ。きびしくない?先行きがどんどん不安になります。。。
オリエンテーション初日ということで、午後はアクティビティ。
まずはチームビルディング的なアクティビティで、キャンパス中に配置されたプラスチック製”エッグ”を90分間で探して集める、4人一チームで最も多くのエッグを回収したチームが優勝というScavenger Hunt。
順調に一個見つけて、次の一個は、本来置かれているはずのところに無く、キャンパス内を散策して遊んでいる一般の子供集団の近くに落ちていた物を回収。きっと子供たちが配置されていたエッグをパクって遊んでいたに違いない。
次のエクササイズは、トレーディング・シミュレーション。
ファイナンスと全く関係ない卵探しから打って変わって、ファイナンスっぽくなってきました。
クラスメイト約60人が、市場参加者となって架空の株価指数先物の売買を行う。
数分おきに株価に影響を与える”ニュース”が発表され、それによってコンピュータシミュレーションされたティックがリアルタイムで動いていく中、市場参加者同士が相対交渉によって売買価格を決め、取引をしていく。
トレーダー出身のクラスメイトも少なくなく、さながら立会場の場立ち。日本ではいまや見られない。
大声で、
「Sell 58!!」(1058ドルで売りたい!)
「Buy 53!!」(1053ドルで買いたい!)
とか、叫びまくる。
とはいえ、大声で叫びまくって自分のオファービッドをアピールしまくってる人2割と、粛々といろんな人に直接話しかけながら取引相手を探している人7割と、立会場の雰囲気に気圧されて完全に引いているフランス人たち1割なかんじだったかな。
私のトレーディング結果は、
$1055買い
$1049買い
$1056.5売り
$1058売り
の4回のトレードをしたので、トータルプラス。最終的にポジションは持たず、すっきりクリアにした。
一取引あたりの数量は5単位なので、トータル$52.5の利益といったところか。
まぁ、プラスになったから悪くはないけど、最終的には後半は一本調子で値を上げていって、最終的な終値は$1077だったので、ロングポジションを売らずにそのまま持っている方が良かったな。たらればだけど。
最終局面はどんどん値が上がるせいで、買う人がほとんどいなかったので、最後まで売れなかった人はいるだろうから、結果としてはそういう人の方が利益は大きくなっているはず。結果発表は明日以降に行われるらしいので、どうなっていることやら。
ハードな授業に比べればぜんぜんマシではあろうが、初日はキャンパス中を歩き回ったり、部屋の中で密集した人をかきわけて動き回って大声を出しまくったり、おおいに疲れました。
もう寝よう。
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